アニマルコミュニケーションとは

アニマルコミュニケーションの現状

アニマルコミュ二ケーションとは、共通の言語を持たない動物の意識をキャッチし私達の言葉に置き換えて伝える手法のことを言います。
アニマルコミュニケーターは、キャッチした動物の意識を言葉にする、通訳や翻訳者ということになります。

最初に、アニマルコミュニケーションの現状を、私の回りの人たちの反応からみていきたいと思います。動物との絆が深まり家族の一員と思う人が増えた中でも、私がペットシッターとして訪問してきたお家は、動物をとても大事に思う人たちです。そんな人たちでも、アニマルコミュニケーションの話しをすると、別人のようになってしまうことがあります。

今まで、親しみの感情を浮かべていた人の顔が、未知なる生物を目にしたような表情に変わるのです。
時には、アニマルコミュニケーションの話をした途端、「ああ、今まで信頼してきたのに残念だ!」という顔をされることも。アニマルコミュニケーションは、新興宗教か怪しげな占いと同じように思っている方が、まだまだ多いのです。

アニマルコミュニケーションに興味を示し、積極的に受けたいと思ってくれる貴重な人たちの反応でさえ、私に、行く道は険しいと教えてくれることがあります。

「どうして、うちの〇〇が、そんなことまで知っているのでしょうか?」
 (いつもご自分は、抱っこしながら話しかけているのに)

「すぐには、信じられないな。そこまで理解していますか?この子は犬ですよ」
 (毎日仕事場へ連れて行き、毎晩共に寝る。人生の伴侶のような存在なのに)

「今まで知りませんでしたよ。前田さんに霊感があったなんて・・・・と、するとなんですか・・・つまり、霊とかが見えちゃう?」そう聞かれることも、よくあります。

「アニマルコミュニケーション」は、霊感や超能力とは関係ありません。誰もが持っている意識の力を、動物に向かって働かせた結果なのです。その意識のアンテナを立ち上げ、動物が出す波動のチャンネルに合わせるだけ。ただ残念ながら、多くの人がチャンネルの合わせ方を忘れてしまっています。便利な世の中で使われなくなってしまっているからです。心配いりません、練習すれば、チャンネルを合わせようとしなくても、オートマチック車みたいに切り替わります。アニマルコミュニケーションは、本当にシンプルなものなのですよ」

私がそう答えると、今まで開いていたドアが急に閉まった。そういう反応がかえってくることも、よくあります。

「そんな簡単に言いますけど、私たちには無理ですよー」

やってもいないのに、無理と言ってドアを閉めてしまったのでは、本当に無理。
無理と決めているのは、そう言っている人の心なのです。

次の章では、望めば誰でも可能なことを、潜在意識と顕在意識からご説明したいと思います。