コミュニケーション実例集

キャバリアのテリー君とのコミュニケーション

テリー君について

テリー君は、お散歩している所をいつも見かけるご近所のワンちゃん。
ママのOさんは、以前、他でアニマルコミュニケーションを経験されています。
その時は亡くなった猫さんの話を聞いたので、今回は相棒犬テリー君とお話したいとのこと。

お散歩する姿を見るにつけ、愛嬌と愛情に溢れた素晴らしいワンちゃんと思っていましたが、お話してみると・・・彼の愛の深さと大きさは、予想をはるかに越えていました。

それは、登場の仕方にも現れていました。

テリー君とのコミュニケーションご報告より抜粋
いつもお散歩中のテリー君に会うと、尾を振って愛想よく来てくれるもので、今回も当然そうかと思って待っていたが・・・一向に姿が見えない。 近くにいる気はするのだが、名前を呼んでも、やはり姿は見えず・・・ややしばらくそんな状態だったが、辺りをキョロキョロ見回して、あっと気がつく。私が丸ごとすっぽり、テリー君に包まれているのだと。 彼のエネルギーは、それくらい大きいということなのです。 テリーさんの大きなエネルギーに向かって、私は自己紹介をはじめた。 すると、あっという間にいつもの姿へ戻ってやって来た。 「テリー君、今日はママから頼まれてきたよ。お話聞かせてくれる?」 「いいよーいいよ!うれしいな、本当?」という風にはしゃぐ。 同時に、下半身が波打つくらい、尻尾を大きく振る。 その様子から、何かずっと話を聞いてもらいたかったという気持ちが伝わってくるが、だからと言って本人はずっと待っていたなど小言を言わない (こういう優しさ我慢強さは、テリーさんの性質をよく表している)
ママに言いたいこと、してもらいたいことありますか?
「昔のように、ママと一緒の場所(部屋)で寝たいなあ。どうしてママは、僕と一緒の部屋で寝てくれなくなったのかなあ?(今でも時々寝てくれるが、たまーにという感じ)僕にちゃんと説明してほしいよ・・・ああ、誤解しないでほしいな。僕はママを心配して言っているんだよ。だって僕が一緒にいて、ママを守っているのだからね。本当だよ。ママは信じないかもしれないけれどさ」
そう。なんで信じないかもって思うの?
「だってママは、いつも色々なことを感じたり、こういうこと(エネルギーなどの目にみえない世界のこと)をとても信じているし、好きなのに・・・いざとなると、あっさりそれを捨ててしまうんだもの。だから、実際の生活にいかせないでいるんだよ」(いざとなると金銭勘定や損得などの、超現実的な方へ走る)
では、いかすようにするには、ママはどうしたらいいと思いますか?
「まずは、自分を信じてあげることだね。ママは、自分を信じられないから、自信がもてないと思う」
でも、自分を信じるって、難しいですよね。どうかな?
突然Oさんが顔を手でおおって、さめざめと泣いている光景が浮かんできた。それを、心配そうに斜め後ろから見ているテリー君―やがて、見ていられなくなり、顔を舐めて慰める。(見えた場所は、キッチン) 「あの時のように、いつだって、ママには僕がついているじゃないか!!僕はいつだってママのそばに居て、ママを励まし、ママを慰め、ママを見守って・・・それを喜びに生きてきたよ」 そう言うと、あの大きな目で、顔をのぞきこんでくるテリーさん。 「ママは時々、独りぼっちになった気分になってしまうけれど、本当にそんなことはないんだ。たとえ、離れていたって僕がついいるよ。(ママは全然そのことに気がついていないけれどね。)その証拠に、ママは最近色々大変なことが重なったけれど、でも、こっち(テリー君の居る会社兼自宅)へ帰ってきて、ママの気持ちはマンションにいたころより、落ち着いているでしょう?(安定している、一定している)それは、ここが僕のエリアだからだよ」 大きくなったテリー君がO家全体をすっぽり被っているイメージがくる。マンションに行かれてしまうと、距離がある分、どうしたって守る力が薄らぐとのこと。それで気になって、テリー君はよく吠えた(鳴いた)という気持ちも伝わってきた。
ママのOさまからの感想

以前、別のところでアニマルコミュニケーションしていただいた時は、過去世の話が主だったもので、ピンとこない箇所もありました。
なので、今回お願いしながら、実は半信半疑な部分もあったのです。
ですが、もうとにかく、思い当ることの連続でビックリでした。

特に、私が顔を手でおおって泣いている・・・の箇所は、自分でもすっかり忘れていましたが、一時期家族間のことで悩みごとがあった時のことなのです。
報告書の通り、昼間誰も居ないキッチンで、私は、泣くことがありました。そういう時、テリーが心配そうに後ろから見ていているなあとは思っていましたが・・・ある時、もう本当に悲しくなって感情が高ぶった時があり、かなり長く泣いていました。
そうしたら、見兼ねたような感じでテリーが後ろから来て、泣かないで!と言って(その時だけは私にもハッキリわかりました)、顔を舐めてくれたのです。

あの時のことを今こうして、前田さんを通してハッキリ聞かせてもらい、テリーに対する感謝の気持ちが、以前にも増して強くなりました。

私がマンションに居たころのことも驚きました。私がマンションに帰ろうとすると、本当に、よく吠えていたのです。単に淋しいからだと思っていました。でもあんな風に吠えたのは、私を守ってくれていたからだと知って・・・驚き、感激しました。

他にもたくさんあります。またこの抜粋部分に書かれていませんが、テリーの食べ物のことまで教えてもらい、本当にありがとうございます。手作りご飯に変えてから、湿疹がおさまり、痒がっていたのがピタッと止まりました。おかげでテリーは快適そうです。そして以前よりも甘えっこになりました。
ああそうそう、最初にテリーに言われた通り、今はいつも一緒に寝ています。

前田のコメント

O家は会社経営をされているので、会社兼息子さんたちが住む住居と、Oさんご夫婦が暮らすマンションがあります。Oさんは色々な事情で、一時マンションで暮らすという選択をされていました。そのマンションはペット禁止だったので、テリー君を連れていけなかったのですね。でもテリー君にしたら、守っているママが、自分のオーラが届かないマンションへ行ってしまうと守れないもので、そのことを伝えたくて吠えていたのです。

ご飯のことは、加齢による肝機能低下から、今までのドライフード中心の食事は、内臓に負担がかかっていたようです。テリーさん自身、今の自分に合った食事をちゃんと知っていて、質問にはなかったのですが、提案してくれました。

「キャバリアで14歳は、長生きだねってよく言われるけれど・・・僕はママを守るのに、16歳くらいまでは元気でこのままいけるよ」と宣言したテリー君。これからも、ママとお幸せに!!