岩崎紀子さん | 対面ベーシック講座

ひとつひとつは奥が深いことばかりで、すぐ自分の血や肉にできるわけではないけれど…とてもシンプルで、すっと頭に入ってくる内容。温かみや優しさもあり、リラックスして参加することができました。

①受講した動機

これまで困ったり悩んだりした時、何度もセッションをしていただきましたが、その内容が毎回とても鮮やかで細やかで、なるほどと納得し感動させられるものばかり、そのおかげで不安を取り除き、何をすべきかが見えてきて、前に進むことができました。特に、23歳になるココのあっぱれな旅立ちを見届け、怖れていたペットロスとも違う気持ちでいられるのは、理子さんの丁寧なリーディングとその伝え方のおかげと思っております。

一体どうやったら動物達からこういう話を聞けるのだろう、と、ずっと興味があったことと、もしも自分でもそれができるようになれば、より一層「魂はそばにいる」「ココは変わらずここにいる」と信じていられるようになるのでは、という思いもありました。そんな時に理子さんの講座開催のお知らせ、これは「受けてみなよ」とココが言ってるような気がして、受講を決めました。

②講座の内容や教え方など

とてもシンプルで、すっと頭に入ってくる内容だと感じました。勿論ひとつひとつは奥が深いことばかりでもあり、聞かされた内容をすぐにうまく消化して自分の血や肉にできるわけではありません。そうできるようになるために大切なことも盛り込まれていました。

例えていえば、高い跳び箱の飛び方を細かく丁寧に教わったからといって、すぐに飛べるようにはならないのと同じかとも思います。実際に自分にどう当てはめていくか、自分を見つめて、自分がどうあればそれができるようになるか、まず自己を知ることが大切なことなのだろうな、とも。

とはいえ、堅苦しい講義ではなく、常に理子さんらしさが溢れていて、クスクス笑えたり、温かみや優しさ、私達参加者一人一人への敬愛のお気持ちを感じ、リラックスして参加することができました。同じく動物を愛する普通の人（という言い方は失礼なのかもしれませんが）なんだなあ、と感じられるからこそ、かもしれません。終始居心地聴き心地よい講義でした。

③受講後の感想（気づきや変化など）

印象に残ったことがいくつかあります。まず、「人間は素晴らしい」と言われたこと。「動物に比べて人間は・・」と否定的な捉え方をする人も多いと思いますし、私もそうでした。でも理子さんは、「人間がいるからこそ、動物達の愛をより深めることができる。人間は素晴らしい。」とおっしゃったんです。結構衝撃を受けました。

そういう気持ちでいられるからこそ、心に響いてくるアニマルコミュニケーションができるのだろうな、と、なるほど、と。「人への敬意」「動物への敬意」どちらもあってこそ、深いリーディングができ、適切なレポートができるのかなと納得。動物であれ人間であれ「相手を大切に、そして自分を大切に」を常に心がけていこうと思えるようになりました。まず自分を大切にし、自分を見つめ、自分の心の声を聴き、自分を知る、そんなことを日々心掛けています。

それから、動物との会話について、日常の人との接し方とも同じだなとも思えました。相手の身になって考える、ということです。これもまた、「相手への敬意」です。どういう聞き方をされたら答えようと思ってくれるかな、答えたくなるかな、と常に相手の気持ちになることが大切。こちらの物差しで話したら、伝わるものも伝わりません。話そうという気持ちにもなってもらえません。それは、人も動物も同じことなんだなと改めて気づかされました。

また、丁度先日読んだ本に、ある脳科学者や禅の僧の話が載っていました。「自分を客観的に見つめ、心を整理し、脳のワーキングメモリーを空けること」「自分と向き合う、自分を知ろうとする行為こそ禅ともいえる」今回の理子さんの講義や「ねこ瞑想」とも通じるように思え、バタバタ落ち着かない時でも、そんなことを常に頭の隅に置いておくようになりました。

まだまだこれからですが、励んでいきたいと思います。